病気ではなくても不調を感じたら…デトックスで健康になろう
こんにちは。リアクティブ・トレーナーの李彰浩です。
5月に入りましたね!
木々の緑が濃くなり、気候も丁度良くてとても気持ち良いので、僕はこの時期が1年で一番好きです。
皆さんもぜひこの気持ち良い季節を楽しんでくださいね。
さて、今日のテーマは
デトックス
です。
少し前から良く聞くようになった言葉ですが、実際のところ
「デトックスって何?」
「何となく意味はわかるけど・・・」
「そもそも大事なの?」
「何すればいいの?」
と思われている方も多いかと思います。
結論から言うと、
とても大事
です。
その根拠と、詳しい方法についてお伝えしていきたいと思います。
デトックスとは?
デトックスとは、英語で「解毒」を意味し、何らかの理由で身体の中に溜まってしまった毒素を体外に排出することを言います。
毒素が体内に溜まった状態でいると、重大な病気のつながったり、病気でなくとも身体の不調を訴えたり、老化の原因にもなったりします。
健康に暮らすためには、実に重要なやるべきことなんですね。
毒素の種類とその害
有害重金属
・水銀
農薬、化粧品、昔の歯の詰め物、大型魚などに含まれ、めまい、しびれ、頭痛、うつ症状、アトピー、アレルギー疾患、脂肪燃焼の阻害 などの害があると言われています。
・カドミウム
農作物、タバコの煙、排気ガス、合成ゴム、プラスチックなどに含まれ、貧血、血圧上昇、タンパク尿などの害があると言われています。
・鉛
昔の水道管、ディーゼル車の排気ガス、ヘアカラー、ペンキ、電池などに含まれ、貧血、情緒不安定、神経疾患、子供の発育阻害などの害があると言われています。
・タリウム
殺虫剤、花火、光化学レンズ、半導体などに含まれ、疲労、神経障害、筋肉痛、脱毛などの害があると言われています。
・ヒ素
殺虫剤、除草剤などに含まれ、疲労、アレルギー症状、皮膚炎などの害があると言われています。
食品添加物
・亜硝酸塩
ソーセージなどの発色剤に使われ、発がん性、うつ症状、頭痛、記憶障害などのリスク
・合成甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK)
ジュースやノンカロリー飲料、あめなどに使われ、発がん性、内臓異常、視力低下などのリスク
・合成着色料(タール色素)
菓子類やソーセージ、福神漬けなどの色付けに使われ、不妊症、胎児への悪影響、発がん性のリスク
・保存料(ソルビン酸、ソルビン酸K)
コンビニ弁当や加工食品の保存料として使われ、発がん性、免疫障害などのリスク
・防カビ剤
輸入フルーツによく使われていて、発がん性、遺伝子損傷、先天性異常などのリスク
悪玉菌の排出する毒素
便秘などで腸内に便が残っていると、腐敗して悪玉菌が増殖します。
悪玉菌も毒素を排出し、それが全身に回ってしまうのです。
実践!デトックス法
デトックスの割合と最大のデトックス法
体内に溜まった毒素は、
75%…便
20%…尿
3%…汗
2%…毛髪と爪
から排出されます。
つまり、大部分の毒素が便で排出されるのです。
そのため、腸内環境を整え、便秘をしないことが一番重要なのです。
便秘解消について詳しく ⇒ 最大のデトックス!便秘解消のコツ
日常に取り入れよう!その他のデトックス法
解毒作用の高い食べ物を摂る
有害金属をはじめとする血中の毒素を捕まえ、体外に排出する「キレート作用」のある食べ物を摂りましょう。
ねぎ、玉ねぎ、ニラ、にんにく、ブロッコリー、アスパラ、玄米 など
水をたくさん飲む
水分を取ることにより、体液の流れがよくなり毒素を運搬・排出しやすくなる上、便秘解消にもつながり、結果的にデトックスになります。
1日2リットルを目安に、できるだけ他の飲み物ではなく、綺麗な水を飲むようにしましょう。
運動で代謝アップ
新陳代謝を高めることもデトックスの基本です。
とくにストレッチや筋膜リリース、ヨガなどで筋肉と筋膜の柔軟性を獲得し、血流を良くすることが効果的です。
断食
これは正しい知識があり、正しいやり方で行わないと危険性が高い方法です。
実は僕もプチ断食という形で定期的に実践していて、少し効果を感じています。
もっと効果を感じ、やり方がしっかりしてきたら、このブログでもぜひ紹介したいと思います!
最後に
現代社会で暮らしていると、どうしても毒素は入ってきてしまい、それを避けるのは非常に難しいです。
しかしながら、食品添加物については、売られているものの原材料名を見ればある程度避けることができますので、原材料名の欄を見る癖をつけると良いかと思います。
そしてなるべく自然な食材を使った手作りのものを食べるようにしましょう。
そして、すでに体内に入ってしまっている毒素は、今回ご紹介したデトックス法で排出するよう心がけてみてください!