【病気にならない生活習慣】身体の「錆び」を防ごう
みなさんこんにちは。リアクティブ・トレーナーの李彰浩です。
今年も残すところあと6日となりました。
この少ない日数も、皆さまに健康のお手伝いをしっかりやっていきたいと思います!
さて、今日からは
「病気にならない生活のしかた」
についてお話ししていきたいと思います。
日々を楽しく生活し、年を取っても元気に過ごすためには、重大な病気は避けたいところですよね。
大きな病気というのは、「生活習慣病」と呼ばれる種類のもの以外でも、日々の食事や運動、過ごし方などの生活のしかたが影響しています。
遺伝による病気があることも事実ですが、それはけして多くはなく、やはり悪い生活習慣で起こる病気のほうが多いのです。
その中でも、今日は身体の
「酸化」
についてお話ししていきます。
酸化とは
身体の酸化とは、簡単に言うと「身体が錆びること」です。
金属でないものが錆びる?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、同じことが我々の身体にも起こるのです。
金属が錆びることとは、金属が酸素と結合して劣化していくことです。
人間は常に酸素を身体に取り込んでいます。
酸素は人間がエネルギーを作るために必要不可欠なものですが、酸素は取り込まれてある条件が重なると、体の中で活性酸素に変化します。
活性酸素はウイルスや細菌を攻撃する役目がありますが、多すぎると細胞を傷つけ、ガンなどの重大な病気の原因になったりもします。
この細胞が傷つけられ、本来の機能を失ったしまうのが「酸化」であり、身体が「錆びる」ということなのです。
錆びた食べ物を食べると、身体も錆びる!
我々が普段口にする食べ物も「錆び」ます。
切ってしばらくたったリンゴの断面が茶色く変色したり、繰り返し使っている揚げ油が黒っぽくなるのも「酸化」であり、「錆びる」ことです。
これも空気中に存在する酸素の影響によるものです。
実は、こう言った「錆びた」食べ物を食べることでも、人間の身体は「錆びて」しまうのです。
酸化した食べ物を摂ることで、体内で活性酸素が作られやすくなります。
体内にはもともと、活性酸素と戦うための酵素が備わっています。
ただしその量には限りがあり、それの節約をするためには、初めから酵素が備わっている食べ物を摂る必要があります。
古くなっている食べ物は酸化しているばかりか、酵素がなくなっているかほとんど残っていないため、体内の酵素が消費されてしまう結果になります。
体内の酵素が減るという事も、病気になりやすくなる原因です。
酵素についてはコチラ
身体を酸化させない食べ方
基本は、なるべく新しいものを食べることです。
食材を買う時は、とにかく新鮮なものを選びましょう。
その他には・・・
・作って時間のたったもの× ⇒ 作ったものはすぐ食べる〇
出来合いのお惣菜などよりも、手作りのものが良いですね。
・野菜、肉、魚などカットされたものを買う× ⇒ ブロックで買い、自分でカットして使う〇
カットされている分、表面積が増えているので、断面からどんどん酸化しているのです。
・白米× ⇒ 玄米〇
白米は皮が剥かれている分、絶えず酸化していっています。
ぜひ、皆さんも意識していただき、病気知らずの身体を目指しましょう!