つらい肩こり…オフィスや自宅で簡単に行なえる解消ストレッチ
こんにちは。リアクティブ・トレーナーの李彰浩です。
まだまだ暑い日がありますが、日差しや空の感じがだいぶ秋らしくなってきましたね。
秋は食べ物がおいしい季節なので楽しみです♪
さて、今日は多くの人が持っている身体の問題
肩こり
についてです。
日本人に最も多い症状
肩こりは、厚生労働省の国民生活基礎調査(2015年度)によると、有訴者率で男の2位、女の1位を占める症状で、全体のトップを占めています。
とても多くの人が持っている症状で、自覚症状がない場合でも、実際に「凝っている」方も多く見受けられます。
どこが凝っている?
肩こりにおいて凝っている筋肉は、主に
僧帽筋
という筋肉です。
僧帽筋は上部・中部・下部と別れており、それぞれ機能が違います。
肩こりで凝っているのは上部の僧帽筋で、これは肩甲骨を挙上する作用があります。
つまり、肩こりの人は、上部僧帽筋が縮んで、肩甲骨が引きあがり、常に「肩が上がった状態」になっていると言えます。
肩こりを対処!簡単にできる上部僧帽筋のストレッチ
肩こりを改善するには、この上部僧帽筋をストレッチしてゆるめる必要があります。
ストレッチをするためには、その筋肉の機能と反対方向の動きを行ないます。
上部僧帽筋は、肩甲骨を挙上するほかに、首を横に倒し、首を反対方向に捻る働きもあります。
つまりストレッチをするためには
・伸ばしたい側の肩甲骨を下げる
・首を、伸ばしたい側と反対方向に倒す
・首を、伸ばしたい側に捻る
動きを行なえばよいわけです。
オフィスや自宅など、椅子に座っている時に簡単に行なえますので、ぜひ行なってみてください。
①椅子に座り、伸ばしたい側の手で、座面の端をつかみます。
この時、肩がしっかり下がった状態だとよりGOODです。(写真では左肩)
②次に、首を伸ばしたい側と反対方向に倒します。
この時に、肩が付いてきて上がってこないようにします。
この状態で20~30秒キープ。
③さらに、伸ばしたい側に首をひねり、斜め上方向を見るようにします。
ここでまた20~30秒キープ。
いずれも痛みを感じない範囲で、反対側も同じように行ないましょう。
根本から改善することが大事
今日ご紹介したストレッチは、「肩が凝っている」という「結果の現象」に対してアプローチしています。
このストレッチで、肩こり自体は一時的に解消されますが、「なぜ肩が凝っているのか」という「原因」を明らかにして、それを改善することが必要です。
そうでないと、結局「少し良くなる→また肩がこる→少し良くなる」という過程の繰り返しです。
次回のブログでは、肩が凝ってしまう原因についてお話しし、その改善法をご紹介したいと思います。
正しいストレッチの方法はぜひご相談ください。
無料体験も受付中です!
詳しくはコチラ