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これは避けたい!不自然なアブラ「トランス脂肪酸」


こんにちは。リアクティブ・トレーナーの李彰浩です。

W台風が過ぎ去り、また暑い日が続いていますね。

僕はそんな中、先週末北海道に旅行してきました。

台風で荒れている関東を脱出し、北海道でまた迎え撃つという感じになりましたが、すぐに過ぎ去ってくれてとても楽しむことができました。

 

さて、今日は久しぶりに、再び「アブラ」についてです。

前回のアブラについてのブログでは、「オメガ3脂肪酸をしっかり摂ろう!」といお話をメインにしました。

前回のブログ ⇒  正しく摂れば強い味方!アブラで健康になろう

今日は逆に、「これは避けよう!」というアブラについて書いていきたいと思います。

それはずばり

トランス脂肪酸

です。

 

トランス脂肪酸とは

前回のブログでお話ししたように、アブラの主成分である脂肪酸には「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。

トランス脂肪酸は、一言で言えば不飽和脂肪酸が変化した、自然界に存在しない「不自然な脂肪酸」です。

不飽和脂肪酸はもともと植物性食品に多く含まれ、常温では液体で、酸化して傷みやすい特徴にがあります。

飽和脂肪酸はその逆の特徴を持つわけですが、不飽和脂肪酸が変化してトランス脂肪酸になると、できそこないの飽和脂肪酸のような状態になります。

その構造は顕微鏡で見ると「プラスチックに似ている」とも言われ、身体に様々な害をもたらします。

プラスチックは、自然界には存在しないものなので、土に埋めて何百年何千年たってもなくなることはありません。

確かに、「身体にプラスチックが入り込む」と考えると、気持ち悪いですよね・・・

 

トランス脂肪酸の害

人体の細胞の膜はアブラで構成されています。

ここに間違ってトランス脂肪酸が入り込んでしまうと、細胞膜の構造や働きが不完全になってしまいます。

その結果、細胞自体の働きが弱くなってしまうのはもちろん、細胞に必要なものが流出してしまったり、有害なものが細胞に入り込んだりしてしまいます。

では、具体的にどのような害があるのか見ていきましょう。

心臓を蝕む

トランス脂肪酸は、体内コレステロールのバランスを崩して心臓病を誘発します。

コレステロールは悪者と認識されがちですが、本来悪者ではなく大変重要な働きをしています。

善玉と呼ばれるHDLコレステロール、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールのどちらも身体には必要で、そのバランスが非常に重要です。

トランス脂肪酸は、肝臓にダメージを与えて体内のコレステロール合成量を調整する機能を崩してしまいます。

HDLが減り、LDLが過剰な状態になります。

過剰になったLDLは血管壁にくっついて溜まりやすくなり、やがて酸化します。

それを白血球が掃除してくれるのですが、その時の残骸が溜まって血管の通り道が狭くなり、動脈硬化が進行、最終的に心臓病のリスクが高まるのです。

糖尿病を引き起こす

近年増加している糖尿病の原因の一つとして、トランス脂肪酸も考えられています。

糖尿病は、食事から摂った糖質が分解されたブドウ糖がうまく代謝されない状態ですが、それにはインスリンというホルモンが関わっています。

インスリンの分泌が少なかったり、作用が充分でない場合、血液中のブドウ糖が多くなり、血糖値が高くなります。

トランス脂肪酸は細胞膜の構造を不安定にするため、いくらインスリンを分泌してもそれをキャッチする細胞膜の受信機能が鈍くなってしますのです。

そのために糖尿病が引き起こされるわけです。

ガンの原因にも

トランス脂肪酸は細胞膜の構造や働きが不完全になるため、免疫力が低下します。

しかも同時に活性酸素などの有害物質が細胞内にどんどん入り込んでくるため、これらの攻撃により細胞が酸化し、遺伝子が傷つくことにより、異常が起こってガン化してしまいます。

さらにトランス脂肪酸はガンの最大の原因である、活性酸素を大量に作り出すともいわれています。

脳への悪影響

私たちの脳の60%は脂質で構成されていますが、これにはオメガ3脂肪酸が欠かせません。

ところが、オメガ3脂肪酸が不足している現代人の場合、かわりにトランス脂肪酸が構成材料として使われやすくなります。

トランス脂肪酸は脳の伝達神経機能を変形させますが、この状態がずっと繰り返されます。

すると、ADHD、情緒不安定、うつ、集中障害など脳の機能低下を招く恐れがあります。

子供の場合は脳の発育、人格形成にダメージが与えられます。

中高年の場合は認知症につながる恐れが多いのです。

太りやすい

トランス脂肪酸は、メタボリックシンドロームを引き起こす要因にもなります。

不自然な構造をしたトランス脂肪酸は、不自然が故に体内でなかなか代謝できません。

そのまま内臓脂肪として蓄積されてしまうのです。

つまり、「太りやすい」ということです。

 

トランス脂肪酸を含む食品

避けるべき、トランス脂肪酸を多く含む食品を紹介します。

マーガリン

本来、常温では液体であるはずの植物性の油を、無理やり加工して固体に仕上げているのがマーガリンです。

加工の際に、もともとあった不飽和脂肪酸が、トランス脂肪酸に変化するのです。

「マーガリンは植物性の油だから身体に良い」というのは全くのデタラメなのです。

その点では、まだバターの方が良いと言えるでしょう。

ショートニング、ファットスプレッド、加工油脂

これらもマーガリンの兄弟と言え、トランス脂肪酸が大量に含まれています。

様々な食品、特にパン、お菓子、冷凍食品の揚げ物などの、裏面の「原材料名」の欄をよく見てみてください。

多くの物にこれらが使われていることがわかるはずです。

ショートニングは口当たりをサクッとさせるために使われます。

ファットスプレッドはクリーム状のマーガリンで、「ソフトで軽いマーガリン」として売られているものもあります。

市販のサラダ油やドレッシングなどに含まれている「植物性油脂」や「食養精製油脂」なども要注意です。

そのほか、ケーキ用粉ミックス、ホイップクリーム、コーヒーフレッシュ、ポテトチップスなどのスナック菓子などにも使われているものが多いです。

 

徹底的に避けよう

上に紹介したすべての物を避けるのは難しいと思います。

ですが、少なくともマーガリン、ショートニング、ファットスプレッドの三大トランス脂肪酸食品は完全に食卓から排除するくらいの心構えが望ましいでしょう。

栄養を改善するには、良いものをプラスする以前に、悪いものをマイナスする方が先に行なわれるべきです。

皆さんの健康的な食生活の一助になれば幸いです。

 

そんな「アブラ」に関して、詳しくお話しするセミナーを開催します!

お時間合う方はぜひご参加ください!

 

日時:2018年9月9日(日) 15:30~16:45

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