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健康寿命を延ばそう!シニア(高齢者)が取り組むべき運動について


こんにちは。

リアクティブ・トレーナーの李 彰浩です。

平昌オリンピックが開幕しましたね。

僕の注目はスキージャンプのレジェンド葛西選手です!

みなさんはいかがでしょうか?

 

さて、今後の日本は超高齢化社会になるとあらゆるところで言われています。

昨年の敬老の日にちなんだ総務省の発表では、

・総人口は21万人減少したのに対し、65歳以上の高齢者は57万人増加

・総人口に対する高齢者の割合は27.7%と、過去最高

・90歳以上の人口が初めて200万人を超える

となっています。

さらに2025年には、高齢者の人口が今の1.5倍にもなると言われています。

 

そんな中、シニア(高齢者)の方の健康を維持・増進することとは非常に重要になってきますね。

そのために重要な一つの要素が運動だと思います。

今回と次回に分け、シニア(高齢者)の方になぜ運動が必要なのか、その注意点、そして取り組みやすいおすすめのエクササイズについてお話しした行きたいと思います。

 

シニア(高齢者)の方が抱える身体の問題

みなさんは健康寿命という言葉をご存知でしょうか?

「平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間。WHO(世界保健機関)が提唱した指標で、平均寿命から、衰弱・病気・痴呆などによる介護期間を差し引いたもの。」
と言われています。

平成25年のデータだと、平均寿命は男性80.21歳、女性86.61歳
健康寿命は男性71.19歳、女性74.21歳。
その差は男性で約9年、女性で約13年となっています。
つまり、その期間、自分1人では活動ができず、介護が必要な状態が続くということです。
医療が発達して行く中、平均寿命は延びる一方なので、その差はどんどん広がっていくことが予想されます。

その健康寿命を縮める大敵が、次の3つです!

①ロコモティブシンドローム

骨や筋肉、関節などの運動器の衰えや障害によって、「立つ」「歩く」といった動作が難しくなり、介護が必要な状態やそのリスクが高い状態。

②メタボリックシンドローム

内臓に脂肪がたまる事に加え、高血糖、高血圧、脂質異常を2つ以上持った状態。

③認知症

最も多いのは、脳神経細胞がゆっくり死んでいく「変性疾患」でアルツハイマー病はこれにあたります。次に多いのは脳動脈疾患が原因の脳血管認知症。

 

そして、これらを引き起こす主な原因が、サルコペニア(加齢による筋肉の減少)です。

私たちの身体は、何もしないと20代をピークに筋肉量がどんどん減少していきます。

それを少しでも食い止め、介護リスクを下げるためには、自分の筋肉を鍛えておくことが重要なのです。

 

運動するときに注意すること

特にシニアの方が運動する際に注意していただきたい点についてまとめました。

①リスクに注意する

・けがのリスク

・体調の悪化のリスク

②兆候に注意する

・血圧

・気分

③運動の適切さ

・無理をしないこと

・十分な準備運動と整理運動

・かかりつけの医師に相談すること

・マイペース

 

次回のブログで、上記の注意点について詳しく説明していくのと、簡単で取り組みやすい具体的なエクササイズについてご紹介していきます。

お楽しみになさってください!

 

 

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