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家庭でできる介護予防!タッチコミュニケーションの重要性


こんにちは。リアクティブ・トレーナーの李彰浩です。

8月に入りましたね!

台風が過ぎ、また猛暑が戻ってきました。

水分補給をしっかり、でも冷たいものは摂りすぎず、体調管理には充分注意していただきたいと思います。

夏バテ対策はコチラをご参考に!

さて、今日は

介護予防

について触れてみたいと思います。

高齢化社会と言われ続けて久しいですが、高齢者人口は「団塊の世代」が65歳以上になった2015年で3387万人になっており、75歳以上になる2025年で3677万人に達すると言われています。

実に3~4人に1人が高齢者の世の中、というのが目前に迫ってきています。

そこでポイントになってくるのが、介護が必要になることを防ぐ介護予防です。

今日は、ご家庭でもできる介護予防についてお話ししていきたいと思います。

介護についての現状

内閣府の調査では、介護保険制度における要介護又は要支援の認定を受けた人(要介護者等)は、

2003年度末 370.4万人

2014年度末 591.8万人

と、11年でなんと221.4万人も増加しています。

さらにその割合は75歳以上の方が多く占めます。

また、介護が必要になった主な原因については、

「脳血管疾患(脳卒中)」17.2%

「認知症」16.4%

「高齢による衰弱」13.9%

「骨折・転倒」12.2%

となっています。

総人口は近い将来減少に向かう上、高齢者の割合は増え、それに伴い要介護の方も増えるわけですから、介護をする側1人に対しての介護を受ける側の人数は増えていく一方ですね。

また、介護をする側の方も60歳以上の方が増えており、これも大きな問題になっています。

防ぐにはやはり運動と栄養

上に挙げた、要介護になってしまう原因を見ていくと、やはりこれは運動と栄養で防ぐことができるものばかりです。

衰弱や、骨折・転倒などは適度な毎日のトレーニングによって防げます。

動かなくなって凝り固まってしまっている筋肉をストレッチや筋膜リリースで緩め、衰えてしまっている筋肉を筋トレで鍛えていくことが重要です。

また、脳血管疾患も、ストレッチで筋肉と一緒に血管を柔軟に保つことで予防できます。

認知症についても、脳トレだけではなく、全身を動かすことによって脳が活性化され、防ぐことができます。

ご家庭でもできる、簡単なストレッチと筋トレについて以前のブログで紹介しているのでご参考になさってください。

シニア(高齢者)の方のための転倒予防エクササイズ

簡単にできる!シニア(高齢者)の方の転倒予防エクササイズ 筋トレ編 

気軽に取り組める!シニア(高齢者)のための椅子に座ったままできるエクササイズ 

40代から始める!認知症予防のための生活習慣~運動編~

さらに、運動と同時に栄養も重要な項目です。

筋肉を衰えないようにするためには、たんぱく質の摂取量が落ちないようにすることが重要です。

また、たんぱく質をはじめとする重要な栄養素をもれなく吸収できるよう、消化の助けとなる酵素を上手に摂ることも必要になってきます。

また、認知症、脳血管疾患を予防するのには、脳の細胞を若く保ち、血管を流れる細胞を柔軟に保って詰まることを防ぐことができるオメガ3脂肪酸を摂ることも重要です。

栄養についても、以前のブログで紹介しているのでご参考までに!

⇒健康に過ごすための食事法!酵素を摂って元気になろう

40代から始める!認知症予防のための生活習慣~食事編~

なにより家族の目が大事

上に挙げたような運動や栄養面での対策を、自発的に取り組めれば最高ですが、そうはなかなかうまくいきません。

本人はは意外と「まだ大丈夫」と思ってしまいがちです。

そこで大事なので、一緒に暮らす家族の目です。

ご家族の方が運動をするように声をかける、食事の用意で栄養のサポートをすることがとても重要になってきます。

もっとも効果的なのは「触れる」こと

このようにご家族の方が「お尻に火をつける」ことも重要ですが、さらに重要なのが「変化に気づく」ことだと思います。

・身体が衰えている?

・気分がふさいでいる?

・物忘れが多い?

こういったことをいつも一緒にいて、小さな変化に気づき、それを小さいまま食い止められるようにしたいものです。

そこで役に立ってくるのが、その方の身体に「触れる」ことです。

筋肉が落ちて痩せてしまっていることに気づいたり、気分がふさいで身体がこわばったりしていることに気づけるかもしれません。

できれば簡単なマッサージができるようになれば、定期的に行なって全身の筋肉の変化に気づけるようになりますし、何より体を癒し、血流を良くして良い状態にすることができます。

そしてマッサージ中は深く話込むことができ、密なコミュニケーションを摂ることができ、精神的な変化にも気づくことができます。

精神的な癒し効果は、プロのセラピストも身近な家族にはかないません。

そのような、「タッチコミュニケーション」を習得できる講座ががあります!

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