鍵は〇 〇?膝の痛みを良くする筋膜リリース&ストレッチ
みなさんこんにちは。
目白・高田馬場のパーソナルトレーニングジムSalon RE-ACTIVEのパーソナルトレーナー/セラピスト李彰浩です。
ここ数日関東では暖かい日が続いています。
ただ1日の中でも気温差は激しいので、上着を持っておくことは大事ですね。
さて、今日は
膝の痛み
についてです。
中高年以上になると多くの方が悩まれているの聞きます。
ひざが痛くなる要因としてはいくつかあるのですが、今日はその中でも多くの人が当てはまり、すぐにできる対処法をお話しします。
ポイントは
お皿の位置
です。
膝関節の構造
膝関節は、
・大腿骨(ももの骨)
・脛骨(すねの骨)
・膝蓋骨(膝のお皿)
の3つの骨からできています。
脛骨の上部が平らなお皿のような形、その上に大腿骨の丸っこい下部が乗っているような構造なので、かなり不安定です。
そのため、膝関節には多くの靭帯があり、関節を安定させています。
多くの人が陥っている状態
例えば高齢の方なら、関節内の軟骨がすり減っていたり、アスリートなら靭帯の内のどれかを損傷したりと、膝の痛みには多くの要因があり、ここではお話ししきれません。
ですが、多くの人が陥っていて、それが痛みにつながっている状態があります。
それが
膝蓋骨の上外方変位
です。
つまり、
膝のお皿が、ベストな位置より斜め上外側に行ってしまっている
ということです。
これをしてしまっている筋肉が
外側広筋です。
前ももの筋肉群である大腿四頭筋のひとつで、その名の通り外側に位置しています。
この外側広筋が凝って縮んでいることで、膝蓋骨を上外方に引っ張ってしまっているのです。
それによって、膝蓋骨の下についている膝蓋靭帯が斜め方向に引っ張られてしまい、その先についている脛骨の向きも悪くなり、関節の面が本来の状態ではなくなってしまうため、痛みが出ると考えられます。
膝の痛みの対処法
つまり、膝蓋骨が上外方へ行っているのを元に戻してあげることで痛みを軽減する可能性が高いわけです。
そのための筋膜リリース&ストレッチをご紹介します。
外側広筋の筋膜リリース
まず膝蓋骨を引っ張ってしまう外側広筋をほぐします。
長座に座って、脚をリラックスさせます。
前ももの外側を、掌の面を使って少し圧を加えながら小さく回します。
膝蓋骨の位置調整(膝蓋靭帯のストレッチ)
外側広筋を緩めた上で、膝蓋骨を本来の位置に戻すようにストレッチします。
同じく長座の脚をリラックスさせた状態で、上から膝蓋骨をちつまみ、下内方へ優しく引っ張ります。
おさらい
〇膝の痛みを作っているのは、膝蓋骨上外方変位のせいかも?
〇それを作ってしまっているのが外側広筋
〇外側広筋を緩め、膝蓋骨を元の位置に戻すことで痛みが改善するかも?
トレーニングのご体験を
今回ご紹介した膝痛解消法は、あくまで対処法に過ぎません。
膝痛を繰り返さない、そもそも起こさないためには普段のトレーニングやストレッチ、筋膜リリースが不可欠です。
目白・高田馬場のパーソナルトレーニングジムSalon RE-ACTIVEではトレーニング・ボディケアの体験を随時承っております。
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