ラウンド前も、練習前も！ゴルフのための準備運動
みなさんこんにちは。
目白・高田馬場のパーソナルトレーニング
Salon RE-ACTIVEのパーソナルトレーナー
/セラピスト李彰浩です。
今回は
ゴルフのための準備体操
についてお話していきます。
趣味でゴルフをなさっている方は
とても多いと思います。
実際Salon RE-ACTIVEのお客様にも
毎週欠かさずラウンドに行かれ、レッスン
にも通ってらっしゃる方も複数いらっ
しゃいます。
その方々からもよく聞くのが、身体の
どこかを痛める人が多いということ
です。
今回はそれらを予防するための事前の
準備運動をご紹介します。
ゴルフで起こりやすい身体の痛み
ゴルフをされている方でよく聞く身体の
不調としては、
・腰痛
・膝の痛み、ケガ
・首の痛み
があります。
腰と膝に関しては、腰と膝そのものの
動きよりも、股関節の動きの準備が
不足していることにより、腰と膝に
負担がかかっていることが考えられます。
首に関しては、まさに首の骨（頸椎）の
関節の動きの準備ができていないことが
考えられます。
今回はこの股関節と首の動きに注目
していきましょう。
ゴルフの動作ではこのような動きが起こっている
股関節の動き
ゴルフのスイング時、両方の股関節に
「内旋」という動きが起きます。
内旋とは、胴体がまっすぐ正面を向いて
いるのに対して、股関節を内側にひねり、
膝が内側に向く動きです。
ゴルフの場合、足が固定されているので、
右利きの人の場合、テイクバックの時に
胴体が右に向くため、右の股関節が
相対的に内旋します。
逆にフィニッシュの時は胴体が左に
向くので、左の股関節が相対的に内旋
します。
人の股関節は、反対の「外旋」はしやすい
のですが、内旋はしにくい傾向に
あります。
つまり、意識的に内旋方向への運動を
行なわないと、いざというときにスムーズ
に動けないのです。
ゴルフの前に、この内旋動作での準備運動
ができていないと、股関節がスムーズに
動かず、腰や膝に負担をかけてしまうのです。
首の動き
ゴルフのスイング中、実は首の関節も
動いており、これも「回旋」といって、
ひねる動きをしています。
主にテイクバックからインパクトまでの
間です。
このとき、顔はボールの方を向いたまま、
右利きの人の場合首から下は右をむいて、
また戻ってきますよね？
首から上（頭）は動いていませんが、首
から下は回転運動をしているので、
首の骨の関節は回旋していることになります。
ゴルフの前にこの動きがなめらかに
なっていないと、やはり首を痛める
危険性があります。
実践！ゴルフ前の準備運動
股関節
上にも書いた通り、内旋の動きを事前に
行う必要があります。
①足は肩幅より少し広く開き、少し腰を落として膝に手を当てます。
②内またになるように、手で膝を内側に押します。
戻して、押して、を繰り返します。
イチロー選手がやっていたのを見たことが
あるかと思います。
バッティングも股関節は同じ動きを
するので、イチロー選手はそれをわかって
いて行なっていたんですね。
首
首の関節を回旋させるわけですが、
本番と同じく、「頭は固定して首から下を
回す」運動をします。
・ウォーキングパターン
頭は正面に向けたまま、その場で足踏み
しながら首から下を左右に向けます
・ジャンプパターン
ウォーキングパターンに慣れたら、
両足で小さくジャンプしながら
向きを変えていきます。
まとめ
〇スイング時、股関節は内旋、首は回旋している
〇ゴルフ前に
・股関節はイチローエクササイズ
・首は頭固定の身体ひねり
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