現代人は不足している!マグネシウムを積極的に摂ろう
こんにちは。リアクティブ・トレーナーの李 彰浩です。
連日新型肺炎のニュースばかりですね。
マスクの売り切れが続出で、これから花粉症も出てきますし、風邪やインフルエンザもまだまだ流行ることも予想されるので心配ですね。
今日のテーマは、現代人が不足しがちな栄養素であるマグネシウムです。
もしかすると、あまりなじみがなく、不足がちである事も知らなかったり、多く含まれている食品もご存じない方が多いかもしれません。
結論からお話すると、
とっっっっっっも重要です。
なぜ重要か、そして何を食べればよいかをお話していきます!
まず、ミネラルについて
マグネシウムはミネラルの1種です。
5大栄養素をご存知でしょうか?
炭水化物・脂質・たんぱく質 が3大栄養素と呼ばれ、さらに
ビタミン・ミネラル を加えて5大栄養素と呼びます。
3大栄養素が、直接体を動かすエネルギーになったり、主に体を作る材料になるわけでですが、ビタミン・ミネラルは、直接そういった働きは少ないものの、エネルギーや体が作られるときに重要な役割を果たします。
また、ビタミンも、ミネラルなしでは何の働きもしないとも言われています。
マグネシウムの働き
カルシウムと拮抗した働き
骨を丈夫にするといえばカルシウムですが、マグネシウムの存在も欠かせません。
カルシウムのみでは固いだけで、もろい骨になってしまいます。
マグネシウムもバランスよく存在することによって、しなやかで丈夫な骨にすることができるのです。
また、筋肉が動く時、筋肉を収縮させるのがカルシウム、逆に緩めるのがマグネシウムの作用です。
つまりこの2つのバランスが悪いと、筋肉がうまく動いてくれないので、日常の動きもうまくいかず、疲れやすくなるとも言えます。
脚などの筋肉がつりやすいという方は、マグネシウムが不足している可能性があります。
また、心臓も筋肉でできており、マグネシウム不足によって心臓の筋肉が収縮しっぱなしになり、心臓発作を起こすケースもあります。
さらに血管も筋肉でできています。マグネシウム不足で血管の筋肉が縮みっぱなしになると、血圧にも悪影響が出てきます。
こんな重要な働きも
また、細胞がLDLコレステロールを取り込むのを促進して血中のLDLを減少させることで、動脈硬化を予防しています。
神経の興奮を抑えて神経伝達を正常にするため、精神状態を安定させる効果もあります。
以前のブログで、酵素が身体の中で重要な働きをしているとお話しましたが、300種類の酵素の反応にも関与すると言われています。
酵素について ⇒ 健康に過ごすための食事法!酵素を摂って元気になろう
現代人は圧倒的に不足している!
食事から摂れる量が減っている
マグネシウムの重要な摂取源に野菜が挙げられますが、今日本で作られている野菜はマグネシウムをはじめとするミネラルが少なくなっています。
以前は日本の農作物には堆肥が肥料として使われていましたが、今は化学肥料がメインになっています。
化学肥料にはマグネシウムが含まれていないものがほとんどで、土壌からはマグネシウムが失われ、その土で育った野菜もマグネシウムが不足しているわけです。
さらに、現在ではファーストフード、コンビニの出来合いの弁当など、便利な食事が増えています。
そういった食事では、マグネシウムを摂ることはほとんど期待できません。
ストレスも原因
現代人は多大なストレスにさらされていますが、ストレスも体内でマグネシウムを消耗させます。
ストレスが強い時に声の震えや筋肉の引きつりが起こるのは、マグネシウムが急速に消耗されているからです。
身体はストレスに対する防御反応としてノルアドレナリンというホルモンを分泌し、血管を拡張して血液を全身に運びます。
この時にマグネシウムが大量に消耗しているのです。
積極的にマグネシウムを摂ろう
マグネシウムを多く含む食品
大豆製品・・・きな粉、納豆、ゆで大豆 など
種子類・・・ゴマ、アーモンド、松の実、カシューナッツ など
海藻類・・・昆布、わかめ、あおさ など
ちなみに僕は毎朝アーモンドを食べますし、夕食では納豆にゴマをたっぷり、昆布の佃煮も入れて食べます。
サプリメントも有効活用
とはいえ、食べ物で撮れるマグネシウムの量も限界があります。
マグネシウムのサプリメントを上手に活用するのもおすすめです。
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マグネシウムを積極的に摂り、健康な体を目指しましょう!